何を創造するのか | - 2025/07/15
- 「創造」していく。何を創造するのか。
それは自分という個性を生かした自分だけの価値をです。そして、その自分の創った価値に沿って生きていくことで創造したものは表現されていきます。(これを階段の途中で体験していきます。階段に新しい価値が用意されているのではありません。用意されているというのは誰かが作ったものになり、それは自分用ではないから自分で創るということ)。ここではわかりやすく価値という言葉を使っていますが自分の哲学とか、自分にとっての豊かさとか、自分にとっての幸せとも言えます。
で、この「価値」ですが、これは今までの領域ではもうすでにその意味づけが固定されています。例えば、価値とはその物事がどれくらい役に立つかの度合い。値打ち(コトバンクより)。あるものを他のものよりも上位に位置付ける理由となる性質(日経KOMEMOより)。
この領域においてはこれが「価値」なのです。皆に共通の価値。そして、皆がそれを固く信じています。ですから、その決まっている「価値」を得ることに一生懸命になる。その価値を得られれば、他人も自分を認めそれにより自分に自信を持つこともでき、自分はこれでいいと思えます。こうして自分は価値ある人だと自他ともに思われて、そこへの仲間入りができます。いわゆる勝ち組の人たち。
しかし、ここでの問題がある。それは、その価値を得るには、他人が必要になるということです。同じ概念を持つ他人なので、その人たちを納得させられれば他人が自分を認めてくれます。そして、それが上手くいけば、圧倒的にその領域の人数は多いので、多くの人から認められ、より価値のある人と思われます。というようにここでの価値には他人が必要です。そのためにまずそれを与えてくれる人を探す、そういう場所を探す、ということもやります。
で、ここからが本題なんですが、そもそも、何故、誰かの決めた「価値」に自分を合わせなくてはいけないのかです。きっと皆、自分と他人が違うということはわかっているのに、何故、そこに合わせるのでしょうか。それは、自分では自分の価値を創ることができない(だから誰かのものに合わせる)、自分で自分の価値を感じることができない(だから誰かにそう感じられるように与えてもらう)というパターンが自分を支配しているからです。支配しているというと、パターンが悪いようですが選んでいるのです。このパターンを。このパターンを持っている人はとても多いです。しかし、このパターンを選び続けていれば、誰かの創ったものごとに自分を合わせていくしありません。そうやってはずれることなくいれば安心というのもパターンは感じていると思います。続く。
|
|