紅葉 | - 2024/11/21
- 今「中央公園」の紅葉がとてもきれいだ。
全体に赤くなっているというよりは、この季節のいろんな色が点々とあり、それが重なっていてとてもきれいです。黄色、薄い緑、濃い緑、薄い赤色、濃い赤色、オレンジ色、茶色。今年は秋を感じられないと言われていたけれど、ここには「秋」の色が満ち溢れています。ちょっと離れたところからそれを眺めたり、木の下からその色を見上げたり、と、毎日通って見ています。
午前中に見るそれらもいいけれど、西日が入り込んでくる頃のそれらは一段といいです。紅葉って、こんなにきれいだったんだと、いまさらながら気づき、この一瞬のその色を楽しんでいます。
自然の美しさには誰も、何もかなわないと思います。同じ種類の木であっても紅葉の度合いはそれぞれに違っていて、それぞれにきれいです。
人間も自然の一部なので、本来はそうなんだろうと思いました。それぞれに違っていて、その人のきれいさを醸し出しているのは人間も一緒じゃないかと。そのときに大事なのが「自然にある」ということなんだろうと思います。
とかく自分を作り、他人に見られたい自分、評価されたい自分として振舞い、それゆえ、その人らしいきれいさがうずもれてしまい、本人も窮屈で、もやもやしている。すごくもったいないと思います。もっと、自分でいればいいのに。その自然なありかたからはその人にしか出せないものが醸し出されているのに。それは唯一無二。
昨日とは違う、新しい色を今日も見に行ってこよう。
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