長期的視点 | - 2024/07/09
- 昨日の日記に書いた「長期的視点」…あとから、今までも十分、長期的だったと思いました。
ここでの学び自体、即効性はないし、短時間で取得できるというものではありません。そこをこつこつと、望む方々はやってきて、それをやりながらこの「長期的視点」というものに慣れ、自分の身につけていったと思います。自分をふりかえってみてください。それが身についていると思います。
ですから、これから先も大丈夫。ここまで来たら、それに対しての不安や怖さやもどかしさは感じないと思います。
こつこつやっていくという中には、元に戻ってしまったような感じになったり、全く進んでいないような気持ちになったりすることがあります。しかし、らせんをえがいて上がっていく人間の成長は、実際戻ることもあるし、進めないこともあります。でも、それでいい。そこも含めて成長だからです。
成長とは右肩上がり、というのは今までの領域での意味づけです。戻るからこその成長、進めなくなってしまうからこその成長、そういうものもあります。
だから、自分に起きている、一見嫌なことや、問題、悩み、なども成長している証だと思っていいということです。必要だから起きている、必要だから「私」がセッティングしています。
この視点が長期的視点です。良きことも良くないことも、その視点で見ていけば、そこに在る意味を発見し、思い通りに成長する事よりも実は大事なことであることがわかると思います。
そこで自分が選択したもの、継続したこと、努力したこと、そのために使った資質の数々。資質を使うということは「私」を使ったという体験。そこで感じ得たもの。結果よりもそれ自体に意味があるという発見。そこを感じるための長期的視点です。
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