| 意思は持たない | - 2025/10/17
- 整体の量子先生との話です。「意識はしても意思は持たない」
これは、整体は受けるだけではなくセルフケアが大事というところから、そのやり方を教わったときに、私が「頑張ろう」と言ったことに対しての先生からの返答でした。
「身体のここは意識するけれど、こうなるために頑張ろう、という意思をそこに持たせないで。頑張らないで」と。「意識はする。そして動く。だけどあとは身体に任せる、委ねるでいいんです。そこにそうなるように頑張ろうとすると、力みが出てしまいますし、小手先でやってしまいます」ということでした。
そうかぁーーーーー、ワークもしっかり意識をして行うけれど、そこに楽になるためにという意思はのせてはいないかぁーーーー、と思いました。意思を持つ、持ち続けることは自分の変容には必須なんですが、どんな意思を持つのかというところです。ここは身体も同じということか。
そして、身体には恒常性があるのだけれど、長年にわたって身体につけてしまったクセや記憶されてしまった身体の使い方などが誰でもあるという話にもなりました。それを整体やセルフケアを行うことで、クセのついた身体でいるよりも「こっちのほうが楽だ、こっちのほうがいい」と身体自身が気付くとそちらへいこうと身体はするのだそうです。
これも同じです。黒パターンでの言動、思考は長年にわたってつけてきてしまった心のクセです。しかし、それがこれからの自分に必要なのかと感じてみると、そうではない事にも気づきます(又は自己探求をしていくうちに、これってパターンだったんだと気づく)
そこで新なものを選ぶわけですが、その選んだ時の感覚がよいとき、人の心はそちらへいきたがります。それが本来の自分であり、それが楽であることがわかるからです。心も身体も快に向かいたいんです。
このように、人はそれが快なのかどうか、というところでちゃんと感じられているし、それを具現化しています。なかなかのものです。その具現化しているものが今の自分にふさわしくないのなら変えていくということです。
そして最後に先生がいつもおっしゃるのは「全て、量子ですから。身体を構成している細胞も、全て量子です」。…ということは…自分の意識の在り方があらゆるところに影響を与えていきますよ、ということです。だから、どうありたいのか「私」という意識は。やはりここに戻ってくる。ここからの出発なんだと思う。
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