| 前例がないというもの | - 2025/10/03
- 新なものとは、自分の今までの過去には、前例がないというもの。これは、新たな道を歩んでいくために、避けられないものです。
人は前例での(今までの)体験、そこでの結果などを頭の中に記憶として留め、それらをもとにして、これからのことのあらゆることを考え決めていきます。このやり方が使える所は確かにありますが、新な世界に分け入っていくときには、前例(今まで)というものがかえって邪魔になります。
前はこうした、前ではこれがあたりまえだった、前のやり方でうまくいっていた、前のやり方には自信がある、前に私はやってきた自負がある。それが普通になっていますが、それはそれを使える領域での話です。それは過去なのだ、という事に気づいていますか。
そして、そこしか知らないから多くの人たちはそこで少しでも上にいくための、又は、今いるところから落ちてしまわないための闘いをしているのだろうと思います。そこでは、自分がどうありたいかではなく、他人から幸せに見える、成功しているように見えることが意味のあることです。
で、多くの人はそこで一生を終えます。でも、いつも言うとおり、それが間違っているわけではなく、そこはひとりひとりの意思によるので何を選んでもいいのです。
で、前例がないものというのは、前例で使ってきたもの、それは損か得か、危険か安全か、合理的か、正しいか、他人から認められるか、稼げているか、などなどではないものということです。それが新に獲得していくものとなります。でも、以前のものは捨てるということではありません。それとも一緒に生きていきます。ミームの上昇が全てを含んでいくように。人が捨てるべきものはないんです。
でも、持っていくということと、今まで通りに前例にのっとって物事を決めていくと言うのとでは違います。ここで昨日書いたように心の望む所へ、望むやり方で…が新しいものとなります。
最初はよくわからなくて戸惑うと思います。でも、少しずつ練習です。すると、そこに流れているものを感じられていくと思います。それ自体が今まで知らなかった自分の新しいもの。それを体験したことだけでもすごく嬉しいと思います。成長って、嬉しさが伴うものなんです。
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