ワークの中に楽しみを | - 2024/12/09
- 魂の道場で行っているワーク。
語りかけ、白黒ワーク、意味づけワーク。それのどれも、自分の変容への即効性は…ありません。
継続していくうちに、そのワークの意味が感じられるようになり、自分のものになっていき、気付いたら、変わっていた、というものです。変わると言ってもぱきっと変わったというよりは、なんか、以前よりも楽になっている、とか、以前より落ち着いている、とかそんなソフトな感じの変化です。
私はそういう変化の仕方が安全で、元に戻らずいいと思うのですが。
今まで一体何回言われたか「それって時間がかかるのでしょう?」「これやってても、時間ばかりかかって、変わらない」…と。
というように、一般的にはわかりやすい即効性があり、こつこつやり続けなくても変化のあるもののほうが好まれるし、望まれます。
で、そういうものとしての代表的なものが思考で今自分に起きている物事の見方をかえて、納得するというものです。「こう、考えてみたらいいんじゃない?」「こういう見方もあるよ」っていうものです。これが使える場面というのもあります。しかし、全てがそうではない。特に、感情や感覚にまつわるものに対しては思考で対処は抑圧し続けていくということになります。
又は、五感をリラックスさせ、いい気分にひたって感情や感覚を落ち着かせるというもの。これはその時にはゆったりして、いい気分に浸れますが、それで今の自分が変わることはありません。
そもそも、適切なツールを使って(皆にすでに与えられている)自分で自分を変えていくことが、求められていて、そのように人は創られているから。そして、それには思考でも、いい気分でもなく、自分で直接自分の心の内に分け入っていくしかないのだと思います。
そこには時間がかかります。1年、2年、3年で、それができるということはないです。しかし、私はそれだけ意味のあることなんだと思っています。大事なことには時間がかかります。だから、楽しめなくては続かないのだと思う。ワークの中に楽しみを見出していただけたらと思います。
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