| 必要なのは柔軟性 | - 2025/08/28
- お世話になっている整体の先生は、身体にビタミンが足りていない、とか、塩分を入れてバランスをとろう、ということがわかるのだそうです。
その話を聞いたときに思わず「いいなあ――先生の半分でもいいからそうなりたい」と言ってしまいました(先生、爆笑)これこそ身体の声を聴く、ということで、先生のようにわかれば、必要なものを身体に入れてあげることができるし、不必要なものは省くことができます。
先生も、そこに辿り着くまでには、色々とご自分の身体を使って、試してみたり、やめてみたりしながら、自分のそのセンサーを創られたのだと思います。
で、私は、これが全くといっていいくらいわからないんです。たまに、無性にレタスが食べたくなり数日間ばりばり食べた、とか、風邪で調子が悪いときに、とってもぬかづけが食べたくなる、とかはありましたが、そんなもんです。先生から「伊藤さん、身体が欲しているものを食べてくださいね」と言われますが、先生のようにはわからない。
「ご飯を食べた後に、ああ、美味しかった、と思うのですが、これも身体の声を聴くということなんでしょうか?」と聞いてみました。すると、それでいいんだそうです。今、何が必要かが食べる前にわからなくても、実際食べたものに対して美味しいと思ったということは、身体は今食べたそれが欲しかったということなので、そうやって身体と食べ物を見ていけばいいのだそうです。
そして、自分の身体は、こういうものが美味しいと感じるのか、とか、今日は少し疲れたけれど、そういう時は、これを美味しいって感じたんだ、とか、少しずつ今の自分の身体を知ることになるのだそうです。なるほどなあと思いました。
運動についてもそうなんだそうです。ウォーキングが身体にいいから、足腰を鍛えるために、というところで歩くのではなく、歩いていて、楽しい、と感じたり、歩調のリズムを心地よく感じられたりするのであれば、今、身体はこの動きが欲しかったんだということになります。
ただ、今の自分にとって、を忘れてはいけない。なぜならば身体は毎日変わるからです。絶対これ、が、ないんです。となると、必要なのは柔軟性だと思う。そして、完全なるものを求めないということだと思います(そもそもそれはない)決めてはいけない、というところでしょうか。心についてはそれを体験してきているので、それが普通になっていますが、身体についてのそれはまだよくわからない。先生に言われた通り、今がそれを学んでいくときなんだと思います。
自分にとっての身体、というところで模索し続けていこうと思います。
|
|